A 口に入った食べ物は歯でかみくだかれ、胃で溶かされて消化されます。消化された食べ物は小腸で栄養が吸収され、大腸で水分が吸収されて、残ったかすが「うんち」として体外へ出されます。うんちのくさいにおいのもとは、この大腸の中で生まれます。
B 大腸の中には、バクテリアという、とても小さな生き物がいます。このバクテリアの食べ物は、大腸へ送られてきた食べ物の残りかすです。バクテリアは、消化酵素という薬のようなものを使って、食べ物の残りかすを分解(細かく分ける)し、それを栄養にして増えていくのです。バクテリアが、食べ物の残りかすを分解するときに、臭いにおいが生まれます。その臭いの基のはガス(インドール・スカトールなど)です。このガスが、うんちに混じって出てくるため、うんちはくさいのです。